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「廻夜一族の婚礼 第一巻 ‒廻夜佳春編-」公式サイトです。

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Contents

あらすじ

千四百年続く廻夜一族。
一族の者にとって本家当主の命令は絶対――。

だが廻夜一族が経営する企業グループは外資系ファンドに買収寸前。
本家当主はこの危機を乗り越えるため、
一族の財産を本家に集中させる『結婚計画』を息子たちに命じた。

それは本家当主の息子である四兄弟と、一族の末端家にありながらIT長者となった廻夜正行の娘である四姉妹とを、長子から順に婚姻させ、四組の夫婦を作るというものだった。
拒否する者は本家からの支援や後々遺産相続の権利を剥奪され、遺留分のみしか与えられない。

素直に命令に従う者。
出し抜こうとする者。
従わざるを得ない者。
己の目的に邁進する者――

それぞれの思惑の中、〈結婚命令〉は実行された。

【 廻夜佳春編 あらすじ 】

佳春を幼い頃から密かに想い続けていた貴女。
佳春は本家当主の長男で、次期後継者。
末端家の貴女とは『身分違い』で、恋が成就することはないと、想いを秘め続けていた。
そんな佳春と高祖父百回忌で久しぶりに再会し、激情に流されるよう身体を重ねてしまう。
事後、求婚してきた佳春を、貴女は『身分の違い』を盾に拒絶、
他に好きな男がいると嘘までつき、此度の出来事は互いの胸のうちにしまおうと告げる。
それから数年。
『結婚計画』で佳春との結婚を命じられた貴女は、内心嬉しく思うも、望めぬ結婚をしたであろう佳春や弟妹らのことを慮り、ますます本心を打ち明けられずに結婚生活を続けてしまうが――。

キャラクター紹介

廻夜 佳春(めぐりや よしはる)
CV.茶介
年齢:32歳 身長:177cm
族柄:廻夜本家長男(次期当主であり、次期グループ総帥)
職業:グループ系列会社の支社長

伝統ある家名と事業を守りたい思いは一族随一で、そのためなら己を殺す。
後にグループ総帥となる身だが、経営陣よりも現場末端の職人たちに思いを寄せてしまい、
いずれ『末端まで幸福になれる優しい経営』と『グローバル社会で勝ち抜く強い経営』とに
己が引き裂かれるであろうと予測し、苦悩している。
幼馴染である貴女に幼少期より恋をしていたが、想いを秘め続けていた。

製品情報

2,500円(定価)/2,750円(税込)
2023年9月29日(金)
キャスト 茶介
イラスト 一野
シナリオ 堀川ごぼこ
製品概要 18歳以上推奨女性向けシチュエーションCD
ダミーヘッドマイク収録

特典情報

アニメイト/ポケドラR
【 DIYとシャワー 】

本編幕間。
多忙な最中の、久しぶりの休日。
二人は本邸の庭で本棚を作っていた。
汗と木屑まみれの身体を一緒にシャワーで流すことになり――。

特典CD付き
2,800円(定価)/3,080円(税込)

DL配信サイト

ステラワース/DLsiteがるまに
【 森の中のリゾート 】

本編幕間。
〈廻夜組〉が建築を手掛けた森の中のリゾートホテル。
プレオープンパーティに招待された佳春と貴女はホテルを視察し、挨拶回り。
そして夜。森の中に張り出したテラスで佳春は貴女を甘く――。

特典CD付き
2,800円(定価)/3,080円(税込)

DL配信サイト

全巻連動購入特典
『 四兄弟の宴 』

四兄弟それぞれの結婚から、一年程度が経過した。

一族の会合で本家本邸に呼び集められた廻夜本家の四兄弟。
妻たちは本家別荘での一族女性陣の会合に参加中である。

会合後、佳春は弟たちを誘い、
四兄弟水入らずの小さな酒宴を佳春夫妻のリビングで開く。
四兄弟だけで集まるのは結婚後初めてであった。
佳春には弟たち(何よりも義妹たち)を心配し、
結婚生活の様子をそれとなく聞く目的があったが、果たして——?

サンプル

スペシャルコンテンツ

「廻夜佳春」に対して、どんな感想をお持ちですか?

勇気のない人、「壊す」ことが出来ない人、という印象です。名家の長男というある種の呪いが最たる要因なのでしょうが、同時に彼のような人がいるからこそ伝統や伝承が受け継がれるわけで、そういう意味では貴重な人かもしれません。産まれる順番が違ったらもっと気楽に人生を楽しめたのかなと。
全体的にスペックが高い人のはずなんですが、ことヒロインに相対するとすさまじくポンコツになるのでそれが魅力でもありヤキモキする部分でもありました。台本読みながら何度「話聞けや」とツッコんだことか。

演じられてみて、楽しかったところ、難しかったところ、印象に残っているシーンや収録時のエピソードがありましたら教えてください。

演出サイドから割と細かい注文があったので、そこに合わせていく難しさがありました。
ディレクターさんが明確なビジョンを示してくれたので、試行錯誤していくのは楽しかったですね。
あとディレクターさんがとても上手く「乗せて」くれたので有難かったです(笑)

オススメのシーン・聴きどころを教えてください。

冒頭です。
彼の人となりが全部凝縮されてるのかなと。

収録でこだわったところを教えてください。

感情の流れが跳ね上がるシーンがあるので、繋ぎも含めてうまく流れるように心がけました。

インタビューをご覧になられている方へメッセージをお願いします。

佳春は肩書こそ多々あれど、どこにでもいる普通の青年です。
失うことを恐れ、傷つくことを怖がる普通の青年です。
それを臆病と捉えるか、責任感と見守るか、弱さと感じるか、優しさと受け取るか。
是非とも彼の傍らに寄り添っていただけたらと思います。